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ホームメイド協会
   

ベーグル

世界のパンベーグル

ベーグルの人気の秘密は?

Yahoo! JAPANで「ベーグル」を検索してみると、なんとヒット数は1千700万件ちょっと!! 参考までに「フランスパン」で検索をかけたところ、約900万件と、こちらはベーグルを下回る情報量でした。検索サイトによって数字に違いはあるものの、ベーグル人気の一端をうかがい知ることができます。

実際、ベーグルは多くのパン屋さんに置かれていますし、ホームメイド協会の生徒さんたちからも、ベーグルに関する質問をよく受けます。最近、注目を浴びているパンといってよいでしょう。

一体、なぜここまでベーグルに人気が集まっているのでしょうか。

その理由は大きく3つあります。ひとつは他のパンと比べると、卵やバターを使わないため、高タンパクでヘルシーだということ。もうひとつは、バリエーションが豊かで、いろいろな味を楽しむことができること。ココアや抹茶味など、好みの食材を練り込むこともできますし、サンドイッチにすれば、好きな具材で楽しむことができます。そして3つめは、なんと言ってもモチモチッとして噛みごたえのあるその食感でしょう。

ここでは、そんなベーグルについてもっと知識を深めていきましょう。

ベーグルはニューヨークで大人気

「輪っか」を意味するベーグルは、17世紀頃オーストリアで生まれたとされています。それをユダヤ人がアメリカに渡って広めたというのが定説。

アメリカではニューヨークなど、特に北アメリカで親しまれています。ニューヨークに行ったことのある人なら、街頭でベーグルが売られていたり、専門店まである人気ぶりに驚かれたかもしれません。日本には、昭和55年に入ってきたと言われています。そして日本でもいま急激にヒットしていることは、前に述べたとおりです。

ベーグル作りのポイント

基本的なベーグルの材料は、強力粉・水・イースト・塩・油脂くらいで、お砂糖は入れません。実にシンプルです。通常のパン作りと同じように生地を作ったら、分割して、発酵させます。その後、お湯の中に入れることによって水分を含ませます。お湯にはさっと入れて、表と裏がちょっと“ふやっ”とシワシワになったら、すぐオーブンの中に入れて焼きます。お湯に入れる時間は、30秒くらいを目安に表裏をひっくり返して、両面で1分くらい入れれば十分。

ベーグル作りのポイントは大きく2つあります。まずひとつは、生地をしっかりこねること。普通のパンよりよくこねます。イーストは少なめにして、強力粉100%を使います。

もうひとつは発酵時間。普通のパンは20~30分で発酵しますが、ベーグルの場合は、じっくりと40~50分かけて自然に熟成・発酵させます。

以上のポイントを押さえておくことで、出来上がった生地の目も細かくなり、食感もモチモチッとしたひきの強さを味わうことができます。

まずは基本のベーグルを味わって!

すでに触れたとおり、ベーグルはココア、抹茶、ブルーベリー、ウォールナッツなどの食材を練り込むことで、バリエーションのある味を楽しむことができます。いろいろアレンジしたベーグルを味わうのも、もちろん楽しいですが、できればシンプルでオーソドックスなベーグルも知っておいていただきたいと思います。製法がちゃんとした基本のベーグルを知っておけば、アレンジする際も失敗はありません。

ところで、最近は冷凍保存することを前提に、袋詰めで売られているベーグルがあります。そこで、手作りしたパンを冷凍する際の注意点を挙げておきましょう。 冷凍庫は、結構いろんなものが入っているので匂いが気になるところ。匂いが移らないように、ベーグルをラップに包み、さらに袋に入れて二重三重に包んでおきます。そして解凍する際は、必ず自然解凍しましょう。いきなり電子レンジにかけたりすると、シワシワッとなったり硬くなることがあるので注意してください。

パンをおいしく作るには、材料も大切な要素の一つ。

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